Sunny (Sonny Criss)

ゆっくりと12月の明かりが灯り始めましたね。

慌ただしく踊る街を、誰もが好きになる、今日この頃(B’zより引用)、誰もが気になるのはブーツ!

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ブーツも人それぞれ好みがハッキリ分かれそうですが、僕はここ10年、丸くて、ボリュームがあって、大き目の物ばっかり履いています。洋服の好みが変化しても、この点は不思議と全く変わりません。その点、マウンテンブーツやエンジニアは言う事無しです。

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 そしてこのDr.Martin。スチールトゥなので通常の物と一味違う、絶妙な丸さがあります。今の僕にとって、ブーツの丸さとボリュームは、愛してるとかいないとか、そんな事よりも大事な気がします(言い過ぎたかもしれません)。

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オススメです!

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 続いてのオススメがこちら。今日の埼玉は雲ひとつ無い晴天だったので、今日聞いていたレコードはアルトサックス奏者Sonny Crissの、『Sunny』も収録された『Up,Up And Away』(1967年録音)。

このレコードのライナーノーツは村上春樹さんが書かれているのですが、当時のジャズシーン(アルトサックスシーン、ですが)を、巨匠チャーリー・パーカーという『父親』亡き後の、他のアルト奏者達『親族』による『遺産争い』『跡目争い』に例えていて、短い文章ですが解説としても読み物としても、惹きつけられます。何でもそうですが時代性、関係性を知っていれば知っているほど、初心者の僕とは違った景色が見えて、聞こえているんだろうなあ。ジャズ喫茶をめぐる青春というものがまだ存在した時代。いやー羨ましいです。

この録音は村上さん曰く『ジャズ史的な価値は殆ど無いであろう』一枚ですが、そんな録音、そんな奏者もまた、ジャズの一部であって、とにかく、オススメです!

                             LEMONTEA    熊倉