毎日、毎日が奇蹟である。いや、生活の全部が奇蹟だ。(太宰治)

こんなにも「太宰治」先生をプッシュしている洋服屋さんが他にあるのだろうか(笑)。本日は数かる太宰作品の中でも、太宰作品中期の珍しく希望に満ちた青春小説「正義と微笑」。かなり青い作品です(笑)。今日、友達にプレゼントしました(どうしても読んで欲しくて)。主人公16歳の春、同級生の学校生活を浮ついたものだとし、「ここに自分の居場所はない」と感じる孤独な日々。他者への厳しさと自分への厳しさが等しく、人間関係に繊細で家族思い、そんな主人公の日記です。この主人公の良い所は持って生まれた才能でも、努力でもなく、目標を決して下げない所にあります。いつも自分の不甲斐なさを悔いていて不満でいっぱい、上手くいっても満足せず、失敗した時の反省は人一倍。人をけなす暇があるならば自分を高める努力をしろ。日々失敗を繰り返しては成長し、思い通りにならない事の連続で日記の中身も少しずつ変化し、実際の生活がロマンを奪い、青春の正義心(純粋心)を奪い、煩悩、挫折、反抗を繰り返し、少年から大人へ。そんな話です。

今日は、久々にブログが長くなってしまいました。太宰先生の心の闇のような黒いアイテム達を紹介します。

まずは、ウエスタンシャツのブラックのチェック。カッコいいアイテム。

さらにコットンのボックスシャツ。シャドーチェック系。

ラペルがないテーラードジャケット。ボーイズサイズ、ヨーロッパっぽいですが、アメリカ製。

古めのベスト。裏地がドットのよう。

ブラックのコーディロイパンツ、リーバイス519(テーパードしている物)。ウエスト32インチ。

リーバイス511(スキニータイプ・ストレッチ入り)、こちらはデニム。ウエスト32インチ。上はオーバーサイズでパンツは細めのVラインが個人的に好き。

このスラックスが個人的に欲しい。かなり古めのタイプ。ウエストは30~32(アジャスターで調節できます)。サスペンダーボタンがついていますが、ベルトループもついています。前はジップでなくボタン。

素晴らしい!欲しい!!形も良い!!!

近くに寄るとこんな色。こういうタイプは探すとデカイのばかりで本当に少ないのでお早めに。数日残っていたら買います(笑)。

最後は、このリーバイスのスタプレ。ポリが入っているスラックス風でないタイプ。チノパンに近いタイプ。ジップはグリッパー。

LEMONTEA 佐藤