自分の中にどうしても譲れないものがある。それを守ろうとするから弱くなる。そんなもの、ぶち壊してしまえ。(岡本太郎)

考え方やファッションでも、少し前までは譲れないものが多かった気がします。ここで、少し長くなりますが、岡本太郎先生の為になる文章を紹介しようと思います。めんどくさい方は、とばして商品紹介から見てください。

今は野放図でメチャクチャな人間というものは少ない。たいてい自分のことはよくわかっているのだ。それだけに悩む。「どうしてこうなんだろう」とか「これでは駄目だということはよくわかっているんだけれど、どうしたらいいか、その方法がわからない。行動に移れない」などと考えこんで、結局、自己嫌悪におちいってしまったりする。

そういう人の特徴は、みんな自分だけは特別だと思っていることなんだ。「自分は」だらしがない、「自分は」神経質だ、とか。そう思いたいかもしれないが、それは違う。ウヌボレだといってもいい。そんな人間は、がっかりするくらい、この世の中にいっぱいいる。むしろ、ほとんどがそんな人間だと思った方がいいかもしれない。

ぼくは逆の発想をしてみることをすすめる。自分はだめな人間なんだとか、こうやったらきっとだめになるだろう、それならマイナスの方に賭けてみるんだ。つまり、自分がだめだろうと思うことをやってみること。それは、もちろん危険だ。失敗に賭けるんだ。でもだめだと思うことをやった方が、情熱がわいてくる。

これが、岡本太郎イズム。ボクもその考え方でいきます。

さて、お持たせ致しました商品の紹介です。

今日は、秋、冬注目の1つガウン。個人的に今年の秋、冬は着丈の長い物に注目しています。

このブロックチェックのネルガウン。

パイピングも入っています。

着るとこんな感じです。

秋、冬はこの上にライダースなどが着たい。ガウンの上にライダース?ガウンの上に何か着たら駄目と言うのは、誰が言ったのだろう?小柄な人が丈が長い物は似合わないなんて誰が決めたのだろう?常識を打ち破っていく岡本太郎先生をボクも見習っていこうと思います。

着ているのはこちら。ユーロのライダース。素晴らしいですが、こちらは店頭に出してすぐに旅立ちました。ごめんなさい。

さらに、個人的に今年したいスタイル。丈の長い物同士。

着ているのはこちら。ユーロのワークコート。凄くいい色、ガシガシ着て味を出したい。

LEMONTEA 佐藤