10/27 A man of BARBOUR 2
“Yes. So,rainy days will be happy days.”
“Oh! really?”
(A few minutes after that then was also the talk a little bit.)
“OK,please this one.”
当店は土地柄の為か、
外国人のお客様もしばしばご来店頂いています。
最近、40代位のイタリア人のお客様にご来店頂き、Barbourに興味を示していましたのでその際に少しお話をさせて頂きました。
(※会話の一部を文章にするとまだ簡単でまともですが、なかなかスピーキングとなると所々「前衛的な英語」だったはずです。しかしそのレベルに合わせてお話頂いた相手方の伊達男の気配りには誠に感謝です。)
その方はオイルドジャケットを着ている人を見る事には馴染みがあったもののBarbourはご存知なく、袖を通すのも初めてだったようです。
しかし試着後、その姿を見て自分の心の中で誠に勝手ながら衝撃が走りました。
意識しているのか無意識なのか、
「Tシャツの上からラフに羽織り、ブランドネーム関係無くその方自身の主観で見た目が良いと判断し、実際にジャケットとして日常的にも長期的にも実用性があると聞き選択する。」
この様にスーパーナチュラルなファッションをしていると察しとれるその姿がもう既にとても格好良く、Barbourのジャケットが更に引き立つ光景でした。
どうしても計算が見え隠れしてしまう事が多く感じる現代のファッションの中で、まさしく「本物」のノームコアをその際に見つけたのかもしれません。
勿論そのイタリア人のお客様はハンサムな方でしたが、その表情を見て話しているにも関わらず、自分の意識は別の次元にありました。
ファッションは生まれながらの容姿ではなく、その人自身のスタイルで左右される、改めてそう考えさせられました。また今後皆様に洋服を提案する際の参考にさせて頂こうと思います。
まだまだこれからも日々、勉強ですね。
(今回写真に収めたのはコートモデルの“Border”です。こちらもこの様にラフにどうぞ。)
LEMONTEA 阿部
03-5467-2407