何もしないさきから、僕は駄目だときめてしまうのは、それあ怠惰だ(太宰治)
ここは、あえて太宰先生の「みみずく通信」よりタイトルを使わせて頂こうと思います。太宰先生のブログのような作品。この作品はとても短いのですが、太宰先生が女子を気にしているのが、何か照れる。太宰先生が、素晴らしいのは薄暗い作品ばかりではない。
この作品での太宰先生と学生の対話。
太宰「他に何をしても駄目だったから、作家になったとも言える」
学生「じゃあ僕なんか有望なわけです。何をしても駄目です」
太宰「君は、今まで何も失敗してやしないじゃないか。駄目だかどうだか、自分で実際やってみて転倒して傷ついて、それからでなければ言えない言葉だ。何もしないさきから、僕は駄目だと決めてしまうのは、それあ怠惰だ」
太宰先生が質問される
学生「さっきの、幼年時代をお書きになる時、子供の心になり切る事も、むずかしいでしょうし、やはり作者としての大人の心も案配されていると思うのですが。」
太宰「いや、その事に就いては、僕は安心しています。なぜなら、僕は、いまでも子供ですから。」
みんな笑いました。私は、笑わせるつもりで言ったのではないのでした。私の嘆きを真面目に答えたつもりなのでした。
さて長く書きすぎました、すみません。いや生まれてすいません(笑)。商品紹介です。
ブラックのコットンニット。くさりかたびら的編み目。
さらにコットンニット。アームとボディーで素材感の違い2トーン。キテる。
さらに。ショールカラーのカーディガン。青春ボーダーでないお洒落ボーダー。
さらに70’Sのチェックパンツ。これも洒落た色味で穿きやすいチェックパンツ。32インチ。
LEMONTEA 佐藤