1/25 守・破・離
1950年代、ジェームズディーンというカリスマが映画『理由無き反抗』でナイロンアンチフリーズのドリズラーを着用していた事は自分などが語るまでもありません。
当時、そのカリスマに導かれて若者の市民権得たドリズラージャケット。以来後を断つ事は無く、老若を問わずに支持され続けてきた歴史の中にある今回の一着。
この半世紀超の間のオールディーズなアメリカのカジュアルルックを通ろうとすれば、欠く事の出来ない存在の一つとも思います。
英のバラクータはハリントン、
そして、米のマクレガーはドリズラー。
いずれもブランドを背負う、代名詞。
1960’s Vintage McGREGOR
“SCOTTISH DRIZZLER JACKET”
当時の時をかけた方々を「師」とすれば、
現代の時をかける自分は「弟」でしょうか。
基本の型を知らずしてハズしにかかっても的は外れやすい。型を知っているからこそハズしの領域を理解して成立する。その様な「守破離」に似た師弟の思想を、ファッションにおいても重んじる方にもしご興味をいただけた場合は尚、一層お勧めいたします。
LEMONTEA 阿部
03-5467-2407