年始入荷 ep.1
皆様いかがお過ごしでしょうか。阿部です。
一先ずは本日を以って両店舗共に年内の営業を終了とさせて頂きます。今年もご来店頂いた沢山の皆様、誠に有難うございました。厚かましくも、また来年もご贔屓いただければ幸いです。
原宿店はリニューアルの工事が着々と進んでおり、入口から既に大幅に生まれ変わっておりますが、内側も外も歴史を刻んだ良い箇所は残し、新旧が織り混ざる空間の構えで新年は皆様をお待ちしている事と思います。
つきましては同時進行で、毎年大きく街が盛り上がる1月2日からの年始営業に向けたヴィンテージの新商品の準備も進めて参りました。本日12/30から1/1の3日間の3回の投稿に分けて、その一部商品をご紹介をしていく3部作の予定を立てております。
○Blog投稿スケジュール○
12/30 年始入荷 ep.1
12/31 年始入荷 ep.2 (20:00頃予定)
01/01 年始入荷 ep.3 (20:00頃予定)
尚、全てを掲載しきれない為、1/2の初日の営業日にもTwitterやInstagramなどでの臨時発信をしていくかもしれません。併せて宜しくお願いいたしします。
※しばらくはお問い合わせにはご返信が出来ませんが予めご了承頂ければ幸いです。是非店頭での空気感をご体感下さい。
それでは前置きはほどほどに、
早速本日の極上ラインナップをどうぞ。
1950〜60’s British School Jacket
しばらくご提案が叶わなかったイギリスのヴィンテージのスクールジャケット。このタイミングで特上の1着が登場しました。赤×黒×白の素晴らしい配色バランスに個人的にジャストフィットのサイズバランス。主観を多分に込めてトップバッターに選出しました。
経年でかすれた獅子の刺繍ワッペン。格好付けて着るこの手のジャケットのボルテージをますます増幅させています。
続いては、 この綺麗なセージグリーン。絞り部分のシワの入り方からも感じる重厚な生地感。
とても綺麗に保存されていたライナー。取り外しが出来る為、汎用性はご想像通りです。 1950’s USARMY Trench Coat
土臭さは一切感じさせない、上品なミリタリーコート。ギュッとベルトを結び、男性的なシルエットを強調する着用もおすすめいたします。スーツの上からも、パーカーの上からでも無問題。長い付き合いになるお供にどうぞ。塹壕(trench)よりも都市部が似合うと思っております。
そのインナー兼、先々の主役候補はこちら。
迫力のインディゴ。 ヨーロッパ型、70550-04。
1970〜80’s EURO Levi’s 70550-04
少し丸みを帯びたシルエット。人の身体の運動上、緩めのサイジングをここまで仕上げるのは至難の技です。着用感も70505とは異なります(勿論それぞれ好みはあると思います)。所持している方、注目している方もそう多くはいらっしゃらないダークホースとして自分は捉えてご提案いたします。
色目に関して、こちらは視覚に直球勝負。 狙い澄ましたこの提案。
やはりこちらがやってくれています。 1990’s Ralph Lauren Tri-color Anorak
綺麗に落ちる肩。腕から胸、そして反対の腕に掛けての赤白部分の境界線が並ぶビジュアルもお見事、です。手が届かない場所は無い、その様なビッグブランドの過去作品。幅広い商品展開故に過去も現在もデザインに人それぞれ当たりハズレがありますが、こちらのストライクゾーンの広さは大当たりに思います。抜かり無い1着をピックアップ。
改めての評価。フォレストグリーン。
生まれはスウェーデン、陸軍育ち。 軍モノとは思えない洗練された雰囲気。
〜1970’s Sweden Army G/F Long Shirt
さぁインナーをどうするか、そしてアウターをどうするか。時折自分は「スタイリング欲をくすぐる」という言葉を使いますが、正にその1着。キーポイントはロング丈、オーバーフィッティング。キーアイテムはサーマル、パーカー、オーバーコート…etc
ローテーションを存分にご期待ください。
こちらは優しく、面白いパネルセーター。 満足感は着用者本人だけではなく、
周りの人々にも影響が広がりそうな配色。
1960〜70’s Switch Knit Sweater
配色に注目すると、中央縦1列のオレンジ×ブラックが全体を引き締めるアクセントに。控えめな発色ながらも、思わずアウターが脱ぎたくなる位に主役級のニットセーター。
その一方で、
オレンジ×ブラック×ホワイトの結果。 モード、ラコステ。
1990〜2000’s LACOSTE Knit-Polo
カジュアルな提案を続けてきたラコステらしからぬ、前衛的な姿勢が見受けられる1着。ニットポロ自体は当店でもご提案を度々して参りましたが、それはサイジングに変化を付けてと元来の大人くささを半歩程だけ外す楽しみ方。しかしこちらはピリっと効いた配色バランスがストレートに現在のファッションシーンに馴染みそうです。
続いては少し闇を感じるミッキー。 ブラックナイロンのボディにかすれたプリント。注目するべきはその目。
1970〜80’s Black Nylon Mickey Blouson “ピエロミッキー”
経年変化の偶然の産物が、この不気味なミッキーの表情を作り出しています。泣きながらも表情を崩さずに“あの声”で笑っているシチュエーションを想像すると相当ホラーの世界でしょうか。夢にも出そうですが、何かを感じて惹かれてしまった方に是非どうぞ。
良い緑、 これぞジャージ、な良い緑。 USA製オールドadidas。
1980’s Old adidas Jursey Jacket
ジャージ以外であればパッと華やぐ色目。しかしジャージだからこそ着たいと思える色目。ライダースなどのアウターの内側からの主張でしばらくは淡々とお楽しみ頂き、春には存分に主役に活かして頂ければと。ジャージという部類は一回手を伸ばすと中毒性にご注意ください。
続いては写真1枚で充分です。 Vintage Barbour Oiled Cotton Jacket
元祖、中毒性アウター。
このタイミングで追加をしておきました。
そして個人的な待望。
Timberland Backskin Work Boots
相変わらず極一部の間でのご注目。
とにかく紐をしっかり縛り上げてドレスシューズやオールスターのハイカットと変わらず着用してみて下さい。
改めて新しさを感じるご提案。
“Barbour × Timberland”
イギリスの土臭さとアメリカの土臭さ。
共にルーツはワークウェア。
片方は貴族にも認められたトラディショナル。もう片方は相反するHiphopにも傾倒したバックボーンを持つこの組み合わせを是非ご体感ください。
一先ずEP.1でのご紹介はこちらまで。
明日の31日20時頃に更新のEP.2の目新しいラインナップにも乞うご期待を。トップバッターからご注目です。
LEMONTEA 阿部