俺みてーな小学生がいたら聴いてほしい。何も出来なくたって生きてゆける道があるとゆーことを知ってほしい(甲本ヒロト)

帰りの電車の中でフッと思い出した事があった。小学5、6年生の時、ボクの学校では放課後、ほぼクラス全員(男子のみ)が毎日サッカーをやっていた。サッカー王国「浦和」。校庭にはサッカーグランドが2面あり、毎日試合をしていた。毎日、毎日がとても楽しく、泥まみれ、汗まみれになりながらボールを追いかけていた。校庭が使えるのは18時までだった。18時に近くなると先生が見回りにくる。そしてここで、いつの頃からかクラスでの暗黙のルールが生まれた。18時のチャイムがなり、最後にボールに触った人が、教室にボールを返しに行かなければならないというルール。18時のチャイムがなった瞬間から、戦争が始まる。ボールを人にぶつける者、狙われる者、隠れる者、ぶつけられて泣く者、ズル賢い奴は17時50分頃に帰る者もいた。今にして思えば、ただボールを教室に返しにいくだけなのだが、誰もいなくなった教室、下駄箱近くのモナリザの絵、教室近くの音楽室など、当時ボクらはとても怖かった。そう、特に陽が早くおちるこの冬空は。良く集中攻撃されて涙目にしていたN君は元気にしているだろうか?サッカーが上手くモテモテだったT君は元気にしているだろうか?デコボコ頭のS君は元気だろうか?あの頃は、ただただ鼻水を垂らしながら、バカみたいな顔して、ひたすらボールを追いかけていたなーと。まあ今も、謎のメガネかけて、気持ち悪い顔して、ひたすら洋服を見ているから、あんまり変わってないか。

そんな事を思い出した今日この頃、LEMONTEA佐藤です。話、長くなりすぎました、すいません。今日はジップアップのウールニットの紹介です。着丈もあり、ポケットも3つ、ブラック、エルボパッチ付き。インナーは襟付きの上品なシャツ、上にはダウンベストを羽織っても決まります。合わせやすいです。

LEMONTEA 佐藤