「退屈だ」と叫んでいた「なんでもない毎日」が今では宝物です。裏切りや嘘も、だけど、だけど信じていたよ(19)
ボクが中学生の頃、自転車通学と徒歩通学の人がいた。ボクは学校でも自転車通学ギリギリ場所で、学校まで35分から40分かかる場所にある。置き勉をしないタイプであったボクは重い勉強道具、部活(テニス部)の道具を持って毎日通っていた。特に帰りが辛かった、部活動で全力を出し切った後は、その疲れもあり帰宅に40分から50分はかかったのではないかと思う。その帰り道に毎日駄菓子屋のような所で30円の「ラーメンババア」というベビースターラーメン的なテンションの物を食べながら帰っていた。それはそれで楽しかったのだが、ある時なんでこんなに遠いのに自転車で通ってはいけないんだろうとひねくれた考えを持つようになった。誰にも迷惑かからないのにと思っていた。しかし、中学校の側に自転車を隠して止める(ボクらの中では隠チャリと呼んでいた)人が先生にバレて呼び出しを受けたり、近所の人に怒られたりしていた。当時そういう事をしている人は、学校でも目立つ不良の人、サッカー部やバスケ部の先輩達だった。ボクは、そこで考えた、あえて隠れず堂々と学校の自転車置き場に置いていたら分からないのではないかと、まさか学校の先生もボクのようなボッチャン刈りの真面目な生徒が、そんな事をするはずがないと思っていたと思う。そして、ボクはそこから3年間堂々と自分がさも自転車通学の生徒ですよと言うようなノリで通っていた。先生が校門に立っている時も何度かあったので、その時はとても焦った。1度だけ先生に怒られたけれど、その1度だけ。やっぱり、色々な意味で意表をつく事が昔から好きだ。あの「退屈だったなんでもない毎日」は、今にして思えば、宝物です。そんなわけでタイトルは「19」の「卒業の歌、友達の歌」より。
今日紹介する商品も意表をついたミネトンカ。いっけん普通のタイプですが、裏にはボアが付いていて暖かいし見た目もカワイイです。以前にも紹介しましたが、最近再び注目している方が多いので紹介しました。素足で履いてもオススメ。
近々、大量入荷がありそうです。お楽しみに。
LEMONTEA 佐藤