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その道に少しでも趣向のある方であれば、こちらから説明する必要はないと思うくらいに必ずご存知であろうメーカー。
しかしそれと同時に、その道に感心を寄せていなければ恐らく知るきっかけはあまりなく、知らなくても生活には支障のない程、ハイエンドラインのメーカー。
極端な例を挙げれば、
JOHN LOBBの様な認知のされ方でしょうか。
本日はお好きな方が高揚するイングランド製のヴィンテージの2点。どちらも英国王室からのロイヤルワラントを保持するメーカーでございます。
〜1980’s “Turnbull & Asser” Dress Shirt
イギリスのシャツメーカーといえばと聞かれれば、真っ先にこのターンブルアッサー挙がるでしょう。チャールズ皇太子からのロイヤルワラントを保持する、創業1885年の老舗高級シャツメーカーです。今回は70〜80年代頃にアメリカの高級衣料品店のニーマンマーカスで取り扱われていたのであろう1着。サイズ表記は15と、比較的合う体型の方は多いかと思います。身体と合えば極上のフィット感が味わえるかと。そしてとても厚みと高級感ある貝ボタンがより全体の雰囲気を盛り上げ、ボタンホールに通す際のホールド感に「らしさ」を感じます。そちらは店頭での着用の際にご自身の指先で感じ取っていただければと思います。そして気分は007のジェームズボンドの様にどうぞ。
1960’s “BURTON” Dinner Jacket
エリザベス女王2世からのロイヤルワラントを保持した60年代頃のバートンテーラーの1着。タキシード、ディナージャケットと呼称は大きく2つありますが、イギリスのテーラーで仕立てられたのでディナージャケットと表記しました。勿論夜の正装として取り扱って頂くのも宜しいかと思いますが、あえて日常のファッションに用いる分野も存在するので、型にはまらずにご愛用をして頂くと楽しみがとても広がると考えています。Tシャツとジーンズにこちらをシンプルに、などご自身のお好きな様にどうぞ。
是非店頭でご覧下さい。
それではご来店をお待ちしております。
LEMONTEA 阿部
03-5467-2407