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本日は少し革の話を
日頃よりO氏ないしはAが買い付けて参ります
レザーウェアは様々な角度の視点からの
切れ込みを入れる選択を心掛けております。
革質を追求するケース、
装飾性に惚れ込むケース、
絶妙なサイズバランスのケース、
見識を覆してファッションに昇華するケース…
例を挙げれば様々ですが、
一様に言える逆説的事は、
“ブランドネームが二の次”
である事でしょうか。
勿論全く意識をしていないと言えば
それは嘘になりますが、
あくまで優先する選考基準の存在の為に
結果的に二の次となってしまいます。
世界トップクラス英国メーカーの
ヴィンテージと偶然に出会い、
想像を絶する金額では無かった場合でも、
自分達の信じる嗜好にフィットしなければ
仕入れには至りません。
ファッションという嗜好品を取り扱う以上、
常に未熟なりとは思いつつも
自分達の感覚を頼りに発信をさせて頂き、
その視点をお楽しみいただく事に
この仕事の意義を感じております。
レザーウェアはその多角的な視点を持つ故に
取り分けて店頭でのご提案では、
淡々とした表情の内に隠す熱い思いを持って
お話させていただくかもしれません。
ただでさえ暑苦しい洋服ですので、
暑苦しい提案をしても大丈夫かな、と
見込みの上です。
とても本日の暖かな昼間には
着れたものではない事は
変に隠さずに率直な意見を申し上げますが、
この辺りに“誤反応”してしまう
アツい方々がいらっしゃる事も
それもまた見込みの上です。
これからの時期を見越した上で
暑苦しさを選択してしまうストーリー、
嗜好品ならではの“誤提案”
どうぞお楽しみくださいませ。
1960’s オランダからの提案の青
この隠しポケットには
何が詰められていたのか
如何わしい歴史を頭の片隅に思い浮かべつつ
現代に生きる自分達は
スマートフォンを忍ばせる…
price ¥36000[+tax]
完成品というべきしょうか
1970’s イングランドの伝統スタイル
しかし、まだまたその先も窺える革の表情
長い付き合いの相棒として迎えたい1着
price ¥30000[+tax]
デザート(砂漠)カラーのディアスキン
初見に思うカラーリングです
とろける質感に伴う軽やかさの
1960’s シアーズの上質なヌバック仕立て
price ¥25000[+tax]
こちらはキャラメル色のディアスキン
1950’s McGregorとしての表記は
“ Drizzle Suede ”
(霧雨にはさらしたくありませんが…)
襟元の仕様に猛烈に惹かれます
price ¥17500[+tax]
レザーパンツといえば細身、
そのスタンダードに思う概念覆す
極上のレザーワイドパンツとして…
針シンチバック仕様の1950’s〜欧州品
price ¥24000[+tax]
こちらもまた、
デザインの完成品としての見解です
小ぶりな襟と黒ラッカースナップ、
肘から走る蜂の巣状の経年変化、
袖先過ぎる良い違和感のチケットポケット
1960’s欧州品、先ほどのレザーパンツと共に…
という引き出しも用意しております。
price ¥30000[+tax]
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【 Vintage Leather Line up 】
いかがでしょうか。
店頭では皆様の視点の是非も交えて
楽しみたいと考えております。
誤って手を伸ばしてしまう
“刺激”となれば幸いです。
乞うご期待くださいませ。
LEMONTEA jingumae 阿部
03-5467-2407
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